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輝きと手触りを自由自在に表現できる「デジタル特殊印刷技術」

株式会社研文社

アピールポイント

● RGBに迫る色域を持つ、色鮮やかな発色のデジタル印刷機。
● 金銀をはじめ多彩な箔とニスによる高品質の加飾表現。
● デジタル印刷機、デジタル加飾機のパフォーマンスを最大限に引き出す専門のスタッフ(コンシェルジュ)が常駐。

テーマとなる技術や素材について悩んでいること

● BtoCの商品開発ノウハウがなく、企画・デザイン力が弱い。
● 自社商品販売の販売チャネルやノウハウを有していない。
● 新たなマーケット開発に外部デザイナーのネットワークや知見が必要。

テーマ概要

さまざまな課題に直面している印刷業界ですが、当社は、プリントメディアのこれからの役割や新たな表現を求めるために、他社に先駆けて“デジタル印刷機✕賭け流デジタル加飾機✕コンシェルジュ”といった組み合わせのデジタルオンデマンドセンター(DOC)を開設しました。そこで生まれたデジタル特殊印刷技術「デジデコール®」は、RGBに迫る色域をもつデジタル印刷機と、箔やニスを自在に操れるデジタル加飾機を連携して運用することにより、鮮やかな発色に豪華な加飾を施した印刷物が、これまでにない速さ・自在さでお届けできるデジタル印刷ソリューションです。

特許・受賞歴・実績・クチコミ

・第36回「全日本DM大賞」入選
・第37回「全日本DM大賞」日本郵便特別賞クラフト部門受賞
・第29回「FSEA(アメリカ・カンサス州)ゴールドリーフアワード」セルフ・プロモーション部門銀賞、箔/エンボス・ラベル部門銀賞、デジタル箔(ニスコート部門)銀賞、デジタルコーティング(表面処理)部門銅賞受賞

Q.自社ならではの強み、他社との違いは?

当社のデジタルオンデマンドセンターは、印刷機と加飾機が同じフロアにあるため、デザインから加飾の指示までフルデジタルで一貫制作ができます。さらに、両方の機械の特徴を熟知したプリンティング・コンシェルジュが常駐し、顧客の望むデザインを形にするためのきめ細やかなサポートを行います。型や版を使わないデジタル印刷・加飾なので、モニターで確認しながら手軽に修正でき、何度も試すことが可能です。

Q.いま抱えている課題は?目指していることは?

当社はBtoBビジネスの経験が豊富にあり、デジタルプリントによる飲料ラベルや商品パッケージでの実績は上げていますが、BtoCの商品開発ノウハウがなく、企画・デザイン力が弱いと感じています。

Q.提案に期待していることは?

当社はビジネス・オリエンテッドで制作・印刷することが多く、BtoB分野では一定の成果を上げてきました。今後、事業の裾野を広げるためにも、BtoC分野の印刷物を多く手掛けたいと考えています。そのためには、ユーザー・オリエンテッドの発想が必要です。ライフ、エンターテインメント、アート、知育などのカテゴリーで協業できる方を求めています。

Q.デザイナーとの協業に期待していることは?

今回のアワードへの応募を契機に、今後も外部デザイナー、プランナーの方々との協業を増やし、お互いにWin Winであるとともに、使うエンドユーザーにとっても有益で価値のあるトリプルWinのものづくりを進めていきたいと思います。

株式会社研文社(新宿区)

当社は東京・大阪に営業および生産拠点を持つ総合印刷コミュニケーション企業です。創業78年の経験と実績を持ち、金融・カード会社、自動車メーカー、機械メーカーの販促物を中心に、出版、Web制作なども手掛けています。また、どなたにも確実に情報を伝えていくユニバーサルコミュニケーションデザインを基本に、脱炭素を目指した環境配慮型プリントで環境に配慮した取り組みを進めています。

https://www.kenbunsya.jp

社風

20~40代を中心に幅広い年齢層の男女社員が活躍しており、業界未経験からの中途入社の方も活躍中。普段からコミュニケーションが活発で、お互いサポートし合いながら効率的に業務を進めています。社歴や年次に関わらず意見が言いやすく、上下関係にこだわらないフラットな社風です。

自社製品・技術を通して、または企業として、社会で果たすべき使命(ミッション)や提供する価値など

誰もがわかりやすい情報を受け取り、安心して暮らせる社会を目指し、デジタルプリンティングの可能性を拓くとともに、伝わりやすいコミュニケーションツールをお届けします。

今後の夢や目標、将来構想など

印刷会社として環境に配慮したNo.1企業になり、どなたにとっても見やすくわかりやすい情報を提供し、「社会から選ばれる企業」として、大きく成長していきたいと考えています。

テーマ企業プレゼンテーション

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