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ベビー用品製造で培われた縫製と検品の安心・安全技術

日本エイテックス株式会社【文京区】

テーマ概要

抱っこでのお出かけはお母さんやお父さんの肩や腰への負担が大きいため、少しでも負担を軽減できないかを約40年にわたり研究しています。社内で生地を裁断機で商品毎に型を抜き、それら一つひとつを組み合わせて縫製。縫製可能な素材は主に布、合皮、ビニール、薄地の芯材など多岐にわたります。国内生産ができる設備、厚物の縫製にも対応できる電子ミシン、長年抱っこ紐を製造している縫製技術者を保有しています。形になったものを何工程もの検品を経てパッケージし、最終段階で検針機にかけてパッキング。最初から最後まで人の手でひとつずつ丁寧に作っており、創業から今まで大きな事故は起きていません。

テーマのアピールポイント

● 安全面:SGマーク付き製品の製造を行う「SG認定工場」で強度試験などの対応が可能。
● 安心面:製造した商品を「QTEC認証検品工場」として責任をもって検品。
● 負担軽減の特許技術:抱っこ時の負担を軽減させる技術。

テーマとなる技術や素材についての課題や悩み

● 抱っこ時の負担を軽減する構造や、特許技術を他の分野にも応用したい。
● 縫製技術や認定検品工場のノウハウをベビー用品以外にも役立てたい。
● 安全面を重視しなければいけない商材のため、ベビー用品としては限界がある。

提案やマッチングに期待することや、
理想とする展開例があれば教えてください。

現在思い浮かぶのは、抱っこ紐製品で培った身体への負担を軽減できる構造設計と縫製技術を、重量物を扱う運送業や建設業など、身体への負担が大きい業界にも活かせるのではないかと考えていますが、分野問わず幅広い提案をいただけると嬉しいです。

企業情報

日本エイテックス株式会社(文京区)

自転車部品の加工業として創業した弊社は、 1979年より育児用品等の輸入・販売を開始しました。SGの認定工場、QTEC検品認定工場など、安全性を第一に考えた製造に努めております。キッズデザイン賞アワードでは毎年その点を評価いただき、今まで数多くの賞を受賞しております。ベビーだけではなく、ペット用品にもその技術を駆使して出来上がったワンちゃん用ヒップシートは2023年にグッドデザイン賞を受賞しました。

https://www.eightex.co.jp/

特許・受賞歴・実績・クチコミ

・2015年〜 キッズデザイン賞を毎年受賞(チェアベルト、避難用抱っこ紐、ベビーケア用品など27点)
・2023年 グッドデザイン賞受賞(犬用ヒップシート)
・2024年 日本子育て支援大賞受賞(避難用抱っこ紐)

回答者 八木澤 祐一さん

社風について教えてください。

少数でアットホーム、正社員だけではなくパートさんとの交流も活発。

自社ならではの強み、
他社との違いは何ですか?

日本製にこだわり、安全面を縫製と検査の両方で認証を受けている。

現状社内で抱えている、本テーマ以外の課題や悩みはありますか?

少子化問題・縫製労働者不足・DX化。

自社製品・技術を通して、または企業として、社会で果たすべき役割や使命は何ですか?

私たちが提案する商品を通じて、 子育ての負担を少しでも軽くし、“子育ての楽しさ” や “大変さを乗り越えた先の感動” を小さなお子様を育てるお客さまへお届けしたいという想いが、弊社が掲げる「あなたを想うものづくり。」という理念に繋がっています。

今後の夢や目標、構想していることがあれば教えてください。

子育ての楽しさを知ってもらい少子化を食い止め、活気ある日本にしたい。弊社製品の安心安全なものづくりを世界に発信したい。

テーマやテーマ企業についてのキーワードデザイン提案を検討するにあたり、ぜひ情報収集にお役立てください。

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