2015年度「東京ビジネスデザインアワード」

透明樹脂素材を立体的かつ本物の金属に見せる
「立体視・金属調印刷」

当社の開発した特殊印刷は、透明樹脂素材に立体感(エンボス調)のある印刷と金属と見間違える程の高精細な金属調(スピンやヘアライン等)の印刷を行う技術である。従来金属で作成していたヘアライン・スピン・バイブレーション・緑青・鏡面・エッチング・エンボス等の様々な処理を印刷で表現することで、金属製ネームプレートからの代替を実現した。素材を変更したことにより、コスト削減、軽量化、薄型化、腐食しない等のメリットがある。この技術で、2017年度板橋製品技術大賞において優秀賞を受賞。
また、点字印刷の点の部分をレンズとして使用し、下の画像を動かしたり浮き出させたり違う画像に変えたりする製品や、光の3原色であるR.G.Bを使った印刷で、通常は透明だがブラックライトを当てると色鮮やかな絵柄が浮きだす印刷などの技術も持っている。

【テーマのポイント】
・金属でしかできなかった表現を印刷で再現できる
・金属だと手間がかかる複雑な加工も印刷で容易に表現できる
・本物の金属より安価で環境にも優しい

株式会社技光堂(板橋区) http://www.gikodo.co.jp/

当社は1964年(昭和39)に製版会社としてスタートし、今では印刷に色々な付加価値を加えた特殊印刷を強みとしている会社である。業界のデジタル化が進む中、単なる印刷ではない特殊印刷のシルク印刷やオンデマンド印刷を先進の製版および加工技術と綿密に連携させ、今までにない製品を社内で一貫製作している。

印刷であるため金属では難しい表現を可能とする特徴を持ち、様々な商品への展開性が感じられる。ビジネスの仕組みとともに、一般ユーザー向けの遊び心のある商品から耐久消費財まで幅広い提案に期待する。