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IoT・ブロックチェーンを活用したエビデンスプラットフォーム技術

モノコトデザイン株式会社

アピールポイント

● 複数事業者が情報を共有し合う、オープンなプラットフォームが構築できること。
● IoT端末からのデータの真正性を検証可能にすること。
● エビデンス情報は、秘匿(それだけでは意味をもたない)された状態で保管されること。

テーマ概要

当社は、スマートロックなどのIoT機器を製造販売しており、また、昨年の都産技研の委託事業では、ブロックチェーンを活用した物流向けエビデンスプラットフォームを開発した経験もあり、これらの技術の組み合わせによって、新しいサービスを実現できるのではないかと考えております。これらの最新技術により、これから訪れる高齢化社会の課題を一つずつ解決し、本人、家族、地域、すべての人々が、快適かつ暮らしやすい持続可能なやさしい未来を目指します。

特許・受賞歴・実績・クチコミ

ブロックチェーンを活用した配送ボックスは、特許申請中であり、都産技研との委託事業「ブロックチェーンとIoTによる物流データのバリューチェーン化」では、物流エビデンスプラットフォームの実証を行いました。本技術のベースとなる論文、「Proof of Authenticity of Logistics Information with Passive RFID Tags and Blockchain」は、2021 IEEE ICEIBにて、BEST CONFERENCE PAPER AWARDを受賞しました。

Q.自社ならではの強み、他社との違いは?

IoTによる見守りや買い物支援など、それぞれのサービスはすでに存在していますが、データもサービスもバラバラで、支援を受ける側の立場にたつと一元サービスの方が簡単で分かりやすいうえに、システムコストも低減できるのではないかと考えています。ブロックチェーン技術の活用により、データの真正性を担保しながら、それぞれのサービス事業者の情報を共有しあうことで、サービスの相乗効果が期待できます。

Q.いま抱えている課題は?目指していることは?

日本の高齢化率は年々高まっており、2021年時点では65歳以上の高齢者の単独世帯者は約702.5万人で、未婚率、離別率も増加しています(内閣府データ)。子供との同居は減少傾向にあるため、買い物困難や、転倒など室内事故による緊急時の対応の遅れ、節電(冷暖房未使用)による無自覚な健康リスクなど、一人暮らしの高齢者は、様々な課題を抱えています。弊社の技術によって、これらの課題解決の一助を担いたいと考えています。

Q.提案に期待していることは?

当社の要素技術と、これからますます日本の課題となっていくであろう、例えば、独居高齢者の生活支援をテーマに、デザイナーによる新しい視点を組み合わせることで、事業化、製品化の可能性を高めて、困っている方々が安心安全に暮らしていけるようなサービスをお届けしたいと考えています。

Q.デザイナーとの協業に期待していることは?

ブロックチェーンの特性を活かした、複数の事業者が情報の真正性を検証可能なプラットフォームで、データを共有し合う事によって実現できる新しいサービスについて、一緒に考えていきたいです。

審査委員よりコメント

IoTやブロックチェーンなどのテクノロジーを用いて、人々のより良い暮らしや幅広く使われるシチュエーションを想定してほしい。みまもりサービスが一例として挙がっているが、時流に沿った提案、話題性やビジネスの可能性が高い提案など多様な可能性を探ってほしい。

モノコトデザイン株式会社(中央区)

2018年2月に設立。IoT製品の受託開発、量産支援を行うとともに、自社製品としては、鍵の貸し出しや履歴確認などに特化した、防犯スマートロックを開発・販売しています。後付けタイプのスマートロックで、電源、工事不要、簡単設置、これまでの鍵もそのまま利用可能です。

https://monokotodesign.co.jp

社風

5年弱の若い会社ですが、それぞれの個性を大切にして、常に新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。

自社製品・技術を通して、または企業として、社会で果たすべき使命(ミッション)や提供する価値など

IoTやブロックチェーンなどのテクノロジーを用いた製品を製造、販売して、モノづくりとコトづくりで社会に貢献、人々のより良い暮らしを実現します。

今後の夢や目標、将来構想など

他社との連携により、我々だけではできないことにも積極的に取り組み、世の中の社会課題を1つ1つ解決していく企業になりたいと考えています。

テーマ企業プレゼンテーション

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