最優秀賞
特殊印刷加工技術を応用した
プロダクトと実験ブランド開発
歌代 悟
歌代 悟
企業の持つ技術と、技術そのものへの認知を拡大するビジネスプロジェクト提案。特殊印刷加工技術の研究、開発、発信を目的としたブランド展開と、そのはじまりとなるプロダクトを提案。
東北芸術工科大学 生産デザイン学科(現プロダクトデザイン学科)を卒業し、現在は(株)博展にてクリエイティブディレクターを務める傍ら、個人活動にて空間、プロダクト、グラフィックを中心にデザインワークを行う。主な受賞歴に、第12回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション グランプリ、iF Design Award、グッドデザイン賞、Exhibit Design Awards from EXHIBITOR magazine GOLD賞など多数。
審査委員コメント
デザイナーとテーマ企業の二人三脚で、難易度の高い提案を技術的にクリアした点をまずは高く評価したい。その上で、「印刷加工実験室」というブランドの概念を加えることで、創造的なカルチャーへの変革を視野に入れた厚みのある内容に昇華させている点が素晴らしい。提案からは、短い期間にもかかわらずデザイナーと企業が強い信頼関係を構築したことが伺えた。今後も息のあった取り組みの継続に期待したい。