08

確かな課題解決力で培われた
「シール・ラベル印刷加工技術」

株式会社日本ラベル

アピールポイント

● 直径3mmの小さいサイズから1m程度の大きいサイズまで対応。
● 印刷後の後加工機の種類が多く、アイディアを形にする試作対応力が高い。
● 多種多様な機能性を持ったシール素材に対して、印刷・加工のノウハウを持つ。

テーマ概要

注意喚起や商品PRのためのものなど、様々なシーンに欠かせないその種類は多種多様。特殊なものでは、開封がわかるセキュリティ封印シールや、再貼付可能/不可を作り分けできる個人情報保護シール、抗菌・抗ウイルス性のあるシールなど、多岐にわたる。シールなどの糊のついた素材を取り扱うノウハウと、小ロットでの試作が可能な後加工機を多数保有。自動調色機に加え、オペレーターが特定の色を調合して作る特練り技術により、確かな色を表現できる。またFSCを取得しており、環境面にも配慮した製品を提供可能。

特許・受賞歴・実績・クチコミ

・「FSC認証」「グリーンプリンティング認定」取得
・2018・2019年 全日本シール印刷協同組合連合会主催「シールラベルコンテスト」会長賞受賞
・2019年 全日本シール印刷協同組合連合会「技術優良工場 認定証」受賞

Q.自社ならではの強み、他社との違いは?

代理店を挟まない企業との直取引が多く、お客様の様々なご要望に積極的なコミュニケーションで応えてきた、提案力、課題解決能力が強み。社内にデザイナーが在籍しているため、アイディア段階から最終製品化まで一貫での生産が可能。小回りが利き、ものづくりがしやすい環境が整っている。

Q.いま抱えている課題は?目指していることは?

BtoBでの取引を中心に展開しており、企業への提案や、依頼に基づいて製品開発を行ってきた。しかし、商品開発を自社で行いBtoCの市場に新しい形を届けた経験はあまりない。世の中に新しいものを作り出すにはアイディアの力が必要と感じており、「これは便利だな」と思われるような、愛される商品を開発したいと考えている。

Q.提案に期待していることは?

BtoB取引に加えて、BtoCの展開を視野に入れて、製品開発を行っている。現在通販サイトでの店舗開設を準備中で、お客様の手に届くまでのルートづくりを行っている。シール・ラベルで人と人との間に新しいコミュニケーションが生まれるような、新しい視点でのアイディアを期待している。

審査委員よりコメント

主としてBtoBで事業展開してきたシール・ラベル印刷加工技術を有する企業。様々なシールの製造に長けているため、企業の存在の認知に繋がるような、BtoCもしくはBtoBtoC向けの提案を期待する。例えば、BtoCの場合「サービスのアイデア」を、BtoBの場合「新しい用途」を提案することで、顧客や取引先を増やす新たなビジネスモデルを構築できる可能性が広がる。以前このアワードでテーマ賞を授賞したことがある企業であるため、新たなビジネスを創出していく上で、既に実際の取り組み経験があることは大きな強みだろう。

株式会社日本ラベル(板橋区)

1981年設立、今期で40年目を迎える。シール・ラベルを中心とした印刷業で、取扱商品は、ラベル・POP・各種タグ・提げ札・カッティングシート・カタログ・パンフレット・大型デジタルグラフィックス出力及び施工・車輌ラッピングなど多岐にわたる。経験豊富なベテラン勢から、新進気鋭の新人社員まで幅広い年齢層の社員が働く環境で、「新しいものを作りたい」「日本ラベルの技術を活かしたい」という思いが社内に浸透している。作り手の人が伝えたいこと・思いを印刷物を通して人々に届け、「人と人のコミュニケーションのお手伝い」を担うことをミッションに掲げている。

http://www.nihon-label.co.jp

テーマ企業プレゼンテーション

工場見学/会社訪問ムービー

↑

この企業へのインタビューを読む