液体を撹拌する際、従来プロペラやブレード型のものを水中に沈め水を押すことにより、水流を起こしかき回してきたが、液体だけではなく中の物質もカットするように高速回転することで泡立ち、物質を痛める。更にすべてを均一に混ぜることは難しいのが当然だった。しかし株式会社IPMSで開発した遠心式撹拌機「エムレボ(特許4418019号)」を使用すれば、容器の形状を問わず均一に混ぜることができ、泡立つこともないやわらかな撹拌が可能。つまり、「非破壊」「非発泡」「非沈降」を実現。
原理は円状のものが回転し、遠心力により、液体が液体を押すことで流れを発生させ撹拌を行う。エムレボが作り出す流れが従来型のスクリュータイプのものとは違い、吸上流(上昇流)があり、全方向に均等に吐出することで優れた性能を発揮する。
また、非常に美しい撹拌流を形成するため、「見せる撹拌」という新しい付加価値を提供できるのではと考えている。
エムレボの材質もプラスチック、テフロン等の樹脂、ステンレス、アルミ、チタンなどあらゆる素材での製作が可能。
特許上、当該遠心撹拌の定義は、断面が円状で、吸入口と吐出口が繋がっている回転体という制限のみで、撹拌体に孔数や孔の形状に関する制限は一切ない。
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数々の賞を受賞し特許取得済み商品である、羽のない遠心攪拌機M-Revo®(エムレボ)の製造販売をおこなう。撹拌を通じて新しい価値の提供を目指す。
使用できる素材、サイズの範囲が大きいというエムレボの特徴を活かして、用途は幅広い展開の可能性を感じる。話題性やビジネスの可能性が高い提案を期待。