60年にわたる油圧部品の製造により培ってきた、金属の丸材加工に特化した精密加工技術。加工する材質は鉄、ステンレス、アルミ、チタン、チタン合金など多種多様なものが可能。
使用する機械は旋盤と呼ばれるもので、職人の手により加工の善し悪しが決まる。最初に材料を機械にセットする段取り時に0.1㎜ずれれば製品は使えないものとなってしまう。また、刃物の状態、加工時の切込み量や回転スピード、油の出し具合で不良品もでるような繊細な技術が求められる。
建設機械等に組み込まれる油圧制御部品の製造で培った技術により、φ12㎜~φ50㎜の丸く長い材料に対し円周上に穴や溝形状を高精度に加工可能。研磨仕上げを行えば加工の誤差は±0.001㎜単位の制御が可能である。
材料調達から加工、メッキなど全ての工程を請け負え、1個からでもオーダーメイド品の加工をおこなえるため、世界に一つだけのオリジナリティ溢れる製品制作を目指す。
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油圧コントロールバルブのスプール加工メーカー。NC自動旋盤・マシニングセンター加工・センターレス研磨を駆使して試作から量産品まで対応できる体制がある。
1個からでも大量でも加工が可能、精密な仕上げ、丸棒という特化した特徴を活かした用途の提案と受注から販売までのしくみを期待。