アイレット中綴じとは、冊子の製本時によく使用されている中綴じに吊るす機能を加えたもので、針金をΩ型にする製本方法。
専用の針金加工の装置を中綴じ機に取り付けることで、通常の生産ラインでアイレット中綴じを施せる。
針金を打つ間隔を調整することで、1冊の冊子に複数(例えば4つなど)アイレット中綴じを施すことも可能。
アイレット中綴じのΩ型の直径は通常冊子に施される穴と同じφ6㎜程度。
バインダーに通すための穴をあけずに済み、絵柄・文字などが欠落することもなく、冊子本来のデザインを活かすことも可能。加えて冊子にパンチで穴をあけることなく収納ができる。
また、抜き加工を組み合わせ、1つのアイレット中綴じを冊子に施し、「ぶら下げる」という用途に使う事もできる。(ぶら下げる時の荷重は約7kgまで。)
アイレット中綴じでも使われる製本用針金は、「古紙リサイクル協議会の古紙リサイクル適正ランクリスト」でAランク判定を受けている。
一般的な用途だけではなく自由な発想で新しい使い道を発見したいと考えている。
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信頼できる機械と従業員で個人から企業までお客様からの細かな注文にも心を込めて対応することを心掛けている。ワンストップオーダーにて対応できるが、加工だけ、製本だけでも対応。
アイレットの特徴とウキマ社独自の樹脂との接合という特徴を最大限活かして、広く展開したブランディング思考の提案が望ましい。ブランドコンセプト、VI、販売ルート、競合の想定などをおさえた提案を期待。