バフホイルは産業用の研磨に使われる道具で、主に布やフェルト素材で作られている。(有)中央バフ製作所では、磨く素材や使う職人によってバフホイルの素材や製造方法を変える多品種少量生産に対応している。
①素材の多様性
薄手から厚手まで多種多様な素材のストックを持ち、各素材に合わせたきめ細かい技術とノウハウが集積している。また、廃材の布の再利用も積極的におこなっている。
②高度な布加工技術
バフホイルを製作する際には熟練の職人により厚手生地を重ねてミシンで特殊な円形縫いをおこなう。また、布バフやフェルトバフの型抜きは精度が高い。
③含浸の可能な設備
バフホイルに研磨剤を含浸するための設備を有しているため、素材を液剤に漬けて新たな機能を持たせることや、染色なども可能となる。
有限会社中央バフ製作所(荒川区) ホームページ
1955年創業。研磨用バフの製造・販売をおこなうとともに、研磨事業者とのネットワークのハブとなり、研磨の総合サービスを提供する「バフコンシェルジュ」を目指している。
プロセスに手加工が多いため、作り手の顔が見えるようなぬくもりある提案、裏方の技術を表に出すような商品提案、複合的に会社のビジネス展開全体を考えるような提案を期待する。