工作機械を用いてプラスチックの板材や丸棒から削り出し、プラスチック部品、製品を製作。切削加工のため、金型は不要で、納期も1、2週間程度と短期間で可能。さらに1個からでも製作可能となる。素材の面でも、耐熱性、摺動性、食品対応、導電性などの様々な要望に対応できる。今後は、これまで金属製だった物が、軽量化する必要があったり、摺動性や加工の際の音への対策として、樹脂化がもっと進む可能性が期待される。
現在はマシニングセンター等で、3次元加工までは行なっているが、5軸加工機導入の際は、今まで加工不可能であった複雑な形状(例:スクリュー、インペラ、またはそれを応用した形状)の制作が可能となる。
産業用機械部品などが主流製品であったが、今後、医療機器部品、事務用品、インテリア用品、スポーツ用品、生活雑貨等に分野を広げたい。
シナノ産業株式会社 (大田区) ホームページ
プラスチック部品精密切削加工の専門会社。試作ものから量産ものまでのエンジニアリングプラスチック加工を行う。大型マシニングセンターによる大物加工、3次元加工なども得意としている。
超精密、1個からでも生産可能という条件を活かした、付加価値の高い提案が望ましい。使用されるジャンルにも、幅広い可能性が感じられる。