板厚0.5~5mm程度の金属に対する精密な設計・加工技術を持つ同社。この技術は、主に機械部品の製造の為に培われてきた。鉄・ステンレス・アルミ・真鍮など幅広い材質に加工が可能。また、用途やデザイン、サイズについても広く対応でき、1個単位で即生産することや、イラストなどの画像データを加工データに変換することも可能である。
近年、新興国の台頭により日本のものづくり産業は先細り傾向にあり、若年層とものづくりの乖離(かいり)がその傾向に拍車を掛けている。産業機械の内部に組み込まれ、普段目にする機会の少ない高度な技術を「見える化」し、ものづくりを広く身近に感じられるようにしたい。
加工可能な最大サイズは1000mm×2000mm。
コストは材質、形状、ロット数によって大きく変動するが、参考としては、写真のロボットの場合、B5サイズで1,000~1,500円。最大サイズで30,000円程度。
株式会社浜野製作所 ホームページ
1968年に創業。板金・架台・筐体設計、精密板金加工・レーザー加工、金属プレス加工、金型作製など。産学官連携にも積極的で、「東京都中小企業ものづくり人材育成大賞奨励賞」など受賞多数。
精密な加工ができるため、用途は幅広い。例えば、同社はユーザー自身でも組み立てられるクラフトを開発しているが、これは、ユーザーの二次的楽しみも演出しつつ、出荷や輸送コストを削減できるアイデアといえる。