養殖中のマグロを
保護するための“光る”網
鍵田 真在哉、鈴木 啓太、岡藤 空、橋詰 友維(法政大学デザイン工学部 大島研究室)
- テーマ
- 軽量で、洗濯も可能な"光る布(電子繊維製品)" 株式会社サンクロス
LEDを編み込む技術でつくられる、光る布(紐)を活用した、マグロ養殖用の網の提案。年々市場が拡大しているマグロ養殖ビジネスの大きな課題として、マグロの衝突死がある。視力が低く網を認識できないマグロに、光る布(紐)の持つ、点滅のスピードやタイミングを設定できる特性を活かして網を認識させる効果を狙った。
この度は東京ビジネスデザインアワード最優秀賞という栄誉ある賞をいただき、誠にありがとうございました。「マグロ養殖」という規模の大きなテーマに挑む中で、ご協力いただいた仲間、先生、マグロ養殖関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。今後事業化に向けて進めていく際には、いくつものハードルが待ち受けていることと思います。今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。
メンバー全員が所属する、法政大学デザイン工学部大島研究室は2004年に発足、今年で9年目を迎える。社会に内在する問題点を発見し、デザインの視点から問題解決する「社会システムデザイン」を主たる研究とし、学生ならではの視点で切り込むことで、類型を破る製品・システムを開発することを目標としている。
法政大学デザイン工学部 大島研究室 ホームページ