2015年度「東京ビジネスデザインアワード」

必要な時だけ表示できる
「透明導光パネル」と「ダブルイメージ印刷」

「透明導光パネル」は、パネル状、フィルム状の導光板で、非照光時は背景を遮らない透明性、透過性を持つ。入光方式はエッジライト式で、シルクスクリーンによって印刷された図像(パターン)を光源の発光色で表示させる。基本構造は、アクリル板のような2枚の透明基材をパターン印刷層を挟む状態で完全接着した形態で、この構造と共に、外界界面の無い構造内部でも反射する導光インクを用いる事で、高い透明性を実現している。

「ダブルイメージ印刷」は1枚のパネル状の印刷物に色彩の補色の働きによる切り替えによって、(通常は)2種類の図像を切り替えて表示させる事ができる印刷・表示技術。独自開発のストライプ型パターニングによって、単階調の図像だけでなく、グラデーション階調を持つ写真やイラストなど、より柔軟なイメージの表示が可能になった。これまでの領域にとらわれない、これらの技術の新しい用途開発に積極的に取り組んでいきたい。

有限会社三陽工芸(あきる野市) http://www.sanyoukougei.co.jp

特殊印刷技術の経験を生かし、データ作成から製版、材料、インクの選定・調合、試作・量産の治工具の考案・設計など幅広い工程を扱う。抜き、樹脂・金属加工、UV貼り合わせ、塗装、組立て等の関連加工まで一括して行うことが可能。

二層の表示によって動きのあるサインやこれまでアナログ的だったサインのデジタル化など、公共やBtoBの可能性がある。置き型あるいは壁面ビルトインなど、多様な設置方法が考えられる。