電子機器、医療機器などに使用される線径の細い細精密ばねの製造で培ってきた技術。材料は、ステンレス、鉄、銅合金、プラチナなどの金属線を使用した加工を得意とする。線径φ0.035㎜~φ4.0㎜程度の加工が可能で、螺旋状に巻かれた一般的な圧縮コイルばねと呼ばれる円筒型のばねの他にも、三角形、四角形など、多角形のユニークな形状のばねを製作することができる。
また、螺旋状に巻く以外に線細工またはワイヤーフォーミングと呼ばれる金属線を曲げる加工も可能で、U字、L字、クランク形状など様々な曲げを連続で行い、複雑な形状を作り出すことも可能。この他に帯状の材料や四角形の線(角線)を丸線と同様に巻く、曲げる加工やメッキ、塗装による着色も可能。
ばねは機能面だけではなく、見た目の美しさや面白さといった装飾性があり、ワイヤー加工技術にデザインが加わることで、新しい用途や人目に留まるようなものが開発したいと考えている。
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細線バネ、薄板バネ、ワイヤーフォーミング等の生産を行うばねメーカー。極細線精密スプリングの加工 (線径φ0.035mm~)、精密薄板バネの試作も対応できる。少量品を金型を起こさず加工することも可能。
精密バネ加工を活かした用途開発。バネメーカーからオリジナル製品が発売され話題になっている例が過去にあるので、類似しない新しい切り口のビジネス展開を期待。