“挿入しやすく、抜けにくく、はずしやすい”という構造を持った装飾品の留め具。ピアスのポストや針のような細い形状のものを落下しないように保持し、手で簡単に挿抜できるような内部構造となっている。通常は針をさせないような箇所(プラスチックや金属など)に装飾品を取り付けるための技術として有効。
画鋲などの先端が鋭利なものを挿し込んで保持するには、相手が柔らかい素材である必要があるが、本品では、金属、非鉄金属等にも使用することができる。挿入するものの径は針のような細いものだけでなく、径の違うものを開発することも可能である。
現状の留め具の大きさは、φ4mm×8mm。
現在は、同社で顧客の靴を預かり、この留め具を埋め込み、手持ちのピアスを取り付けられるようにするヒール用ピアスパーツ加工サービスを独自で開発し、展開している。
&Luce®(http://andluce.shop-pro.jp/)
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1980年に創業。プラスチック精密加工、切削加工(NC/MC)及び付帯する加工(接着・溶接・曲げ・彫刻・印刷・塗装・組立)のほか、機構設計、研究・開発支援なども行う。
つまむ動作を必要としないので、壁などに埋め込んで使用するなど新しい活用状況も想像できる。これまでにない、ファッション以外の分野での用途開発に期待したい。